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2007/11/17

詩ってなんだろう

最近常々感じることがある。詩ってなんだろう、って。

詩とは、何かを見て、聞いて、体験して、もしくは何かを想像して、何らかの感情が生まれた際にそれを表現して、1つの世界観を構築するもの、もしくは他人とコミュニケーションをするツールだというふうにわたしは捉えていたのだけれど…

古典的な詩(主に西洋詩)を読んでいると「薔薇のような笑顔」とかそういう赤面するような表現に満ちていて、まぁ、言ってみれば使い古された表現が多くあるように思われる。

最近のいわゆる現代詩を読んでいると、なんだか、全く関係のない言葉を繋ぎ合わせることで、「雰囲気」を伝える…絵の具をパレットでかき混ぜて新しい色を作るような、あの感じ…ばかりな感じで、それはそれですでに形骸化していて、かつ、伝わらない人には全く伝わらないというリスクがあるように思われる。

古典的な詩が印象派の絵のようなもので、現代詩は抽象画みたいなものなのかもしれない。

でも、わたしは、元々は詩って「言葉の表現を置き換える」ことによって、ただ単に具体的な言葉を並べるより正確に自身の「感情」を表現するものなのだと思っていたから、突飛な表現合戦みたいな傾向がある現代詩はじつはあまり好きになれない。あくまでわたしは、面白い表現に「うまいなぁー」というより、詩情を喚起されていい世界観に浸れる方がいいなぁなんて思ったりするのだ。具体的な言葉の方が情景が伝わりやすいなら、無理に表現を置き換えずにいた方がいいんじゃないか…とも思う。

まだ詩を50も書いてない初心者のわたしですが、シンプルにいけたらいいなぁなんて思っている今日この頃。まぁまったくもって模索中なわけですけどね…今はいろんな「型」を試してみてる最中かも。

シンプル詩でいい詩を書いている人はいねーがぁー

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コメント

はじめまして。
詩を書いている「ちあき」と、言います。
カテゴリー検索からお邪魔しました。

>古典的な詩が印象派の絵のようなもので、現代詩は抽象画みたいなものなのかもしれない

私は常日頃、簡単なわかりやすい言葉で
誰のでもない深い意味を、詩で表現したいと思い続けていて。
最近の抽象画のような現代詩に付いていけてません(笑)
かといって、思うような詩が書けているかというと
そうじゃないんですが…。

現代詩って、どうしてあんなに難しくなっちゃったんでしょう?
そうかと思うと、当たり前の言葉が「売り物」になったりする。
簡単な標語みたいな表現と、数学式のような難しい表現と
振り幅が広すぎて、それが「詩」なのかな…?

また、遊びに来させてください。

投稿: ちあき | 2007/11/17 12:55

ちあきさん、はじめまして。

「誰のでもない深い意味」かぁ…そうですね、わたしもそうなのかもしれない。

ですねぇ…詩の雑誌とか見てても、載ってるのは難解な現代詩がほとんど、ってイメージがあります。
ついこの間廃刊になった「詩学」はちょうどわたしの好きな温度で、いい感じだったんですけどね。とても残念です…。

>簡単な標語みたいな表現と、数学式のような難しい表現と
>振り幅が広すぎて、それが「詩」なのかな…?

ですねぇ…ネットの詩サイトとか見てても、結構両極端なパターンが多いかもしれません。

よかったらまた遊びに来てください。

投稿: 雪月 紅葉@かんりにん | 2007/11/18 04:45

私もブログを書いています。よろしくお願いします。

投稿: ずーさん | 2007/11/18 17:55

ずーさん、こんにちは。よろしくお願いします。

投稿: 雪月 紅葉@かんりにん | 2007/11/18 21:18

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