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2007/09/08

詩:バジリスク

バジリスクとは、昔は存在が信じられていた、視線でものを石化したり、死にいたらしめたりする怪物のことです。

題名:「バジリスク」
作者:雪月 紅葉
製作日時:2007/9/7

「バジリスク」

遠い岬のバス停
潮風にページを繰られ
波に照り返された月の光を頼りに
片膝を少しだけ突き出して
一心に何ものかを読み耽るきみだけが
星の祝福を受け
一人輝いていた

知っているはずだ
バスは来ない
太陽が火を入れて
ガラクタの世界が回り出すまで

きみは青春の光
心に光を宿し
本物の光明を世界にもたらすもの
常識の壁を打ち破るもの
真実をもたらすもの
世界を変革するもの
偉大なるパンクスよ

わたしの怪異なる視線で
きみを石にかえる
世界の毒に穢されぬよう
わたしの毒で穢しつくす

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