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2007/06/13

詩:星をこえ、命をこえて

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題名:「星をこえ、命をこえて」
作者:Shine
製作日時:2006年9月27日

「星をこえ、命をこえて」

流れ星は
魂を燃やし尽くしながら
力に抗えず
哀しみを繰り返し

空に浮かぶ鉄屑の
かつての物語を知る者は
遠い昔に、息絶え果てた。

砕け散った鋼の心は
永劫の時により磨かれ
またいつか、
光を取り戻すだろうか。

 

星の呼ぶ声が聞こえる…

銀河の果てに
理想郷(アヴァロン)を求め、
地図もなく、
磁石(コンパス)もなく、
ただ櫂をのみ手に
漕ぎ出した、星の海は
神々が
悪戯に瓶をひっくり返し
黒いカーテンに散りばめた金平糖のように、
しゃんしゃんと、静かに輝いていて。


五〇億年前の記憶だけを頼りに
あなたを追いかけるわたしの
肉体は滅び、
干し肉になり、
骨になり、
塵になり、
いつかは
わたしも星たちのひとりとして、
山の子らに
指差し数えられるのだろうか。

 

五〇億年の時を経ても
ありのままのわたしで
あなたを愛す

あなたがまだ
そこにいても
いなくても

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