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2007/06/12

詩:死都

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題名:「死都(しと)」
作者:Shine
製作日時:2007年1月2日
着想など:私の書いた詩史上最も暗い詩。嘘だらけの世の中にいい加減嫌気がさして書いた詩だった気がします。自分自身が本当に存在するのか、確信が持てず…
年始早々、ブルーなヤツじゃのぉ…帰り道という詩を書いたので、帰り道系ということで…w

「死都」

帰り道
耳を澄まし
目を閉じる

ぐあんぐあんと
不協和音が
どこからか、鳴り響く

 


世界の果ての
空のまた向こう
青紫と、ピンクと、黒緑の音色が
私を狙い撃ち
串刺しにし…

倒れこんだ大地の底から鳴り響く不協和音
これは
心臓の鼓動
魂の旋律か

世界は狂った音楽を
あたかも高尚な芸術のように一心に掻き鳴らす
枯れ木を飾りつける
電飾の輝きのように

 


忘れ去られた都は
死人の妄執につながれて

世界はとっくに死んでいて
わたしもとっくに死んでいて

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