CALERA PINOT NOIR Central Coast【2002】
安いけれど、おいしいピノが飲みたくなりました。しかし、フランス・ブルゴーニュは人気ドメーヌものは村名ワインが10,000円以上したりするし、地域名ワインも5,000円以上したりする世界。そんなわけで、前から興味があった、カルトワインとして有名なカレラシリーズの低価格ワイン、カレラ・セントラルコーストを購入したのでした。
今、リーデルのブルゴーニュグラスに入っているワイン、カレラ・セントラルコーストは、色合いは美しく透明だが、少しだけ憂鬱に曇ったような赤紫色。香り高く、少しだけ、何故かオリエンタルな感じがする。口に含むと、渋味と酸味と一緒に、ごくわずかにオレンジの皮を噛み潰したような苦味が残り驚く。カシスの香りとともに、コショウの香りが強く、ベリー系の香りの奥に、甘草の香りも感じられる。とても官能的な味わい。
12時間後にグラスのワインの匂いを嗅いでみると、ほとんど葡萄ジュースみたいな香りで、味も葡萄ジュースにアルコールを入れて上品に仕立てた感じに。軽くデザート感覚で飲める。これはこれでなかなか面白い。
わりと個性がはっきりしてるワインなので好みが分かれそうですが、私は結構好きです。このワイン。どうでもいいですが、瓶の触り心地もいいw
でもレアなワインっていいますけど、わりとしょっちゅう見かけるのは気のせいだろうか…。サロンとかに比べれば金銭的な面も含めて色んな意味で入手は楽ですよね。レアなワインだからとかじゃなく、普通にオススメします。
【生産者】
J.ジャンセン
【地方】
アメリカ、カリフォルニア
【葡萄品種】
ピノ・ノワール
【買った日付、場所】
2006/1/3、カーヴ・ド・プティット・メゾン
【値段】
3,380円
【飲んだ日付、場所】
2006/1/13、自宅
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